深海イカのオスはバイセクシャル?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110921003&expand#title
楽しみなのか、コミュニケーションなのか、あいさつ(これもコミュニケーションですが)なのか、はたまた生物的に追い詰められてなのか。
深海にすむイカ、キタノヤツデイカに同性愛が確認されました。
楽しみや愛は人間を指し、コミュニケーションは一部の霊長類やペンギンなどの鳥類、イルカなどを指し、あいさつにも交尾を……というのは、ボノボというチンパンジーの仲間を指します。ボノボに関しては、コミュニケーションとして・あるいは愛情表現として同性間交尾をすることで有名です。
そして、記事によると、同性とほぼ遭えないがゆえ……また、暗闇で相手の性別が確認できないため、キタノヤツデイカは相手が同性でもかまわずに交尾するのだそうです。
wikipediaによれば、動物の同性愛は1500種にものぼるのですが、いくら動物の種類が何十万以上もあり、いまだ解明されていない・発見もされていないだろう種類もいるとはいえ、ここまで明らかになっているというのは驚きですね。
たとえば、動物園で飼育されている動物が絶滅危惧種だったり、減少の一途をたどっていたり、その他研究用の動物がまるっきりいないとき……その動物が同性愛の傾向に傾いているとやっかいです。
そのまま滅びるとか、まるきり研究が進まないといった不具合がみつかるからです。
先ほどあげたペンギンなどは、同性ばかりいる動物園に繁殖のために異性のペンギンをもちこんだら、同性愛が既に定着していてろくに繁殖できない問題が発生したこともありました。
同性間でも繁殖できるのなら問題はないのでしょうが、とはいえ自然の動物をいちいち数えて繁殖まで管理するのは、それこそ自然ではありません。
飼育環境下だけで繁殖管理はしてほしいものです。
このキタノヤツデイカは、同性との交尾の後に死んでしまうわけですが、それも彼らの種族自体の意思です。
そこに口をはさむなら他の種族も……となってどんどん手間とコストがかかります。
もしも繁殖管理をするとしたら、それは趣味か、あるいは管理対象が特に貴重で、人間に貢献するような……つまり家畜的扱いをするという前提で行われることになるでしょう。



